腰痛 原因は内臓にあったり筋肉にあったりする。女性の腰痛対策

一般には公開されていない、
1回たった5分の自宅でできる簡単な
"坐骨神経痛改善法"があります。



 足・腰・おしりを治療していれば治るだろう
マッサージやツボ押しをしているから大丈夫だろう
 運動をしているからいずれよくなるだろう
これらの方法では効果がないばかりか、逆に症状が悪化してしまうことも あります。 
もう今後、坐骨神経痛のことで悩む必要はありません  

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腰痛99話

40「カーシート」で運転中の腰痛が軽快に!
41「塩」の温湿布で血液循環も改善
42腰痛改善:「フットレスト」で腰のそりが減る
43腰痛対策、整形外科医がすすめる「靴選び」のコツ
44腰痛改善に「16円療法」。パソコン操作やコピーとりに伴う腰痛に効果

40「カーシート」で運転中の腰痛が軽快に!

車は日常生活に必要不可欠ですが、腰に与える影響は深刻です。

とくにタクシーやハイヤーの運転手は一般の人にくらべて腰痛になる確率が高く、

4人に 1人が病院通いをしているといわれます。


そのような患者さんのほとんどから、「今のカーシートには問題がある」という声が聞かれます。

腰痛予防に主眼をおいたカーシート(「腰痛予防シート」と略)が国内でも開発されていますが、

国産車に装備されている標準シートと、腰痛予防シートの比較実験を行ってみまし た。



腰椎はゆるやかに前方にそっているのが自然な形で、これを生理的前弯と呼びます。

標準シートは座面がやわらかく、すわるとおしりや太ももが沈みこむ、

いわゆる「しり落ち」の状態になりますので、猫背になり腰椎が後方にそりやすくなります。

一方,腰痛予防シートは座面がかためで、

腰椎の生理的前弯を保持するための「ランバーサポート(腰当て)」が背もたれに設けられています。


この二つのシートが腰の筋肉に及ぼす影響を調べるため、

健康な男子学生6名に、二つのシートに交互に2時間ずつ、

計4時間ただ安静にしてすわってもらいました。

半数は標準シートから、半数が腰痛予防シートからすわり、

腰に電極をはりつけて筋肉の電位を測定しました。

筋電位が高ければ腰の筋肉が緊張し 続けている証拠で、腰にとって負担の大きいシートになります。

標準シートは、

すわり始めて20〜30分後から腰の筋肉の強い緊張がつづいていますが、

腰痛予防シートでは、

腰の筋肉はゆったりと弛緩し、2時間後 もこの状態が保たれていました。

また、マイカー通勤者にも腰痛予防シートを3カ月間装着してもらいましたが、

ドラーバーの60%に腰痛改善が見られたのです。



なぜ腰痛予防シートで腰痛改善するのか

その理由を考えたときに興味深いのが、

最初の数分は腰痛予防シートのほうが標準シートよりも筋電位が高く、

腰の筋肉の緊張が高まっている点です。

ランバーサポートを用いると、ふだんの姿勢のゆがみが矯正されるため、

最初は違和感があり、刺激された腰の筋肉は緊張を強めます。

しかしこの姿勢は本来、腰にとって最も負担の少ない姿勢なので

ほどなく緊張が解け、ゆったりと弛緩するものと考えられるのです。



もう一つの理由は、座面のかたさです。

私たちがデスクで長時間仕事をつづけるとき、

同じ姿勢を保つことはほとんど困難で、前かがみになったり、

おしりの片側を持ち上げるなど、絶えず姿勢を変えています。

これは長時間すわりつづけることで腰に蓄積する疲労を防ごうとするあらわれです。

これが、腰痛原因です。

ロッキングチェアがなぜ楽かといえば、重心が前後に移動するたび、

背もたれから座面にかけて体圧分布が変化し、体のどこかに圧力が集中するのを防ぐからです。

同様に、運転中の腰の疲労を軽減するには、

おしりの右から左へと重心を移すだけでも効果があります。


ところが標準シートでは、おしりや太ももが沈み込むために、

このような重心移動が難しくなります。

やわらかい座面は、ドライブが長時間に及ぶほど、 腰の疲労が蓄積されるのです。

ドライブに伴う腰痛に悩んでいるかたは、座面のかたさを調節することをおすすめします。

バスタオルを丸めたものや空気枕などを 3〜5cmの厚さにし、

腰に当てるなどの工夫も必要でしょう。このひと手間で、運転中の腰痛がグンと軽くなるはずです。


■■■■■腰痛改善には真の腰痛原因を見つけ、正しい腰痛対策を施すこと■■■■■■■■■■

41「塩」の温湿布で血液循環も改善

ドライブに伴う腰痛原因の多くは、腰の筋肉の疲労によるものです。

緊張がつづいた筋肉は血液循環が悪くなって老廃物がたまり、

これがだるさやこり、痛みの原因になります。


冬は運転中に腰が冷えやすいため、さらに筋肉への血流量が低下し、

クルマを降りたときには腰も伸ばせない状態になっていることもあると思います。

そんな経験があるときは、“塩の温湿布”を試してみてください。


まず湯のみ茶わん1杯くらいのあら塩を用意し、フライパンで熱します。

十分に熱くなったら、厚めの紙の上にあけて包みます。

そのままでは熱いので、 ガーゼを数枚重ねたものやタオルでくるみ、

ほどよい熱さに調節したら、腰の痛みやすいところに当てます。

ホカホカと気持ちよく、腰が冷えから解放されるだけでも、ドライブがグンと快適になるはずです。

塩の熱でじっくりあたためられた腰の筋肉は、毛細血管が拡張して血流が盛んになり、

老廃物がどんどん洗い流 されます。

塩は途中で冷めてきますが、あたためられた筋肉の効果はその後も持続するので、

数時間のドライブでも疲れにくく、腰痛対策になります。

使った塩は熱し直して繰り返し使えます。

塩の温湿布は、腰痛だけではなく、肩こりや冷え性、生理痛、冷えからくる下痢や腹痛にも効きめがあります。


■■■■■腰痛改善には真の腰痛原因を見つけ、正しい腰痛対策を施すこと■■■■■■■■■■

42腰痛改善:「フットレスト」で腰のそりが減る

デスクワークに伴う腰痛を防ぐコツは、腰のカーブをゆがめるような姿勢をとらないことです。

オフィスのデスクの高さは70cm前後に固定されているため、

身長の低い女性などは、いすの座面の高さを調節しないと快適に仕事ができません。

かかとが浮いて足がぶらぶらしていると、

太ももの裏側を走っている坐骨神経や血管が圧迫され、腰椎も強くそるため、

腰痛が起きやすくなります。


そのような場合は、台や木箱など手近にある物を「フットレスト」として足元に おき、

足をのせて膝が股関節よりもやや高くなるようにすわると、太ももの圧迫を防ぐことができます。


また、膝を高くすることで骨盤の前方が引き上げられるので、

骨盤の前傾が減り、腰椎のそりを減らすことができます。


応接室などのソファで長時間深々と腰を沈めるときは、

クッションを腰や背中に当てて背骨の形を矯正してあげると、多少楽にすわれます。



しかしどんなによい姿勢でも、長時間同じ姿勢ですわりつづければ腰に疲労がたまり、

腰痛が起きます。


まめに席を立つなど姿勢を変えることが、腰痛対策・腰痛予防のもう一つのコツです。

■■■■■腰痛改善には真の腰痛原因を見つけ、正しい腰痛対策を施すこと■■■■■■■■■■

43腰痛対策、整形外科医がすすめる「靴選び」のコツ

通勤時にはいている靴のかかとを見てください。

前後左右に偏ってすり減っているならば、それは重心が偏った歩き方をしている証拠です。

腰椎は骨盤の上に のり、その骨盤は足で支えられているので、

そんな歩き方をすれば、骨盤がゆがみ、腰椎にも影響します。

(ただし、軽度に外側がすり減ってくるのは正常)。



女性はよく、かかとが折れそうなほど細くて高いハイヒールをはいていますが、

こうした靴も腰痛の原因になります。

かかとが持ち上がれば、おのずと下 腹を前に突き出す姿勢になりますが、

そのままだとそり返ってしまうので、胸から上はやや猫背になってバランスをとっています。

この姿勢をスウェイバック (凹円背)といい、腰痛持ちの人には非常に多い姿勢です。


デスクワークなどからくる腰痛を解消するのに、歩くことはたいへんよい方法ですが、

靴しだいでは かえって腰痛を悪化させることになります。


そこで、腰痛を防ぐ靴選びのチェックポイントをあげておきましょう。

@靴を床においたとき、着地面積が広く安定している。

Aヒールがかかとの中心につき、左右のバランスがよい。

B縫製や接着がていねいにできている。

C靴に手を入れてみて、靴底に凹凸やシワがない。

D靴の先をたわめたとき、弾力が適度で、かたすぎない。

Eヒールの高さは3cm前後がいちばん疲れない。

Fかかとから足幅の広い部分までが足にぴったりフィットし、つま先は足の趾を動かせるゆとりがある。

実際に靴をはき、つま先で立ったりしゃがんだりしてみて、かかとが半分脱げたり、

足が前にすべるような靴は失格。

G靴の折れ曲がる部分が足の趾のつけ根の位置にくる。

H足の甲がきつすぎたり、ひもが当たったりしない。

Iくるぶしに当たらない程度に、靴底が深い。

J靴底に適度なクッションがある。

なお、人間の足は左右でサイズが微妙に異なるので、

必ず両足ともはいて、はき心地を確かめるのがじょうずな靴選びのコツです。

また、朝よりも夕方のほうが足はむくんで大きくなるので、

午前中に靴を買うときは、多少ゆとりのあるものを選んでください。


■■■■■腰痛改善には真の腰痛原因を見つけ、正しい腰痛対策を施すこと■■■■■■■■■■

44腰痛改善に「16円療法」。パソコン操作やコピーとりに伴う腰痛に効果

長時間座位の姿勢をとりつづけることは、腰の筋肉に疲労物質を蓄積しますが、

腰痛原因はそれだけではありません。


私たちの体には、生体電流という、絶えず微弱な電流が通っています。

しかし日々の生活には、その生体電流の乱れを招くものが氾濫しているのです。

家ではテレビや電子レンジ、携帯電話な どの出す電磁波や、

化学繊維100%のセーターや毛布に生じる静電気がそうです。


オフィスではパソコン、コピー機などのOA機器が最たるもので、

それから発する電磁波が生体になにかしらの影響を及ぼすことは、

OA機器メーカーが、専用のプロテクターを別売りしていることからも明らかです。



生体電流の乱れは、頭痛、肩こり、腰痛、便秘などさまざまな不定愁訴の原因になります。

オフィスワークでパソコン操作やコピーとりのために、かなりの時間を費やしている人は、

乱れた生体電流の流れをととのえることが、腰痛改善につながると思われます。



そんなかたにおすすめの腰痛対策が、「異種金属療法」(16円療法)です。

1円(アルミニウム)、5円(亜鉛と銅)、10円(錫(すず)と銅)の硬貨を1 枚ずつ、

計3枚手の甲にはるだけの簡単な療法ですが、

異種金属による電位差が生体電流の調整に役立ちます。



はったままでパソコンに向かえば腰痛をやわらげることができます。

オフィスではるのは抵抗がある、というかたは、

朝昼晩の毎食後に3分間はることを習慣にするだけでも、

生体電流をととのえる効果があります。

なお、はる時間が短い場合は、

はった硬貨の上からドライヤーの温風を2〜3分当てると、より効果を高めることができます。


■■■■■腰痛改善には真の腰痛原因を見つけ、正しい腰痛対策を施すこと■■■■■■■■■■


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"坐骨神経痛改善法"があります。



 足・腰・おしりを治療していれば治るだろう
マッサージやツボ押しをしているから大丈夫だろう
 運動をしているからいずれよくなるだろう
これらの方法では効果がないばかりか、逆に症状が悪化してしまうことも あります。 
もう今後、坐骨神経痛のことで悩む必要はありません  

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